
「今まで扱って来たレモンの中でも、群を抜き出ているレモンだと思います。
バーテンダーという職種柄、レモンはカクテル材料などの副材料という位置付けで使用しておりましたが、
このレモンに出逢ってから主材料として扱っても申し分ないと気付かされました。
視覚(通常のレモンとは大きく異なる外観)、嗅覚(芳醇でいて長い余韻がある酸味)、
触覚(無農薬だからこそ皮ごと食せる食感)、味覚(従来のレモンにはない和の柑橘に属する穏やかで優しい酸味)、
聴覚(お客様に説明するうえで、昔からつくっていたという在来種だからこそ伝えられるストーリー)、
生産者さんの想いを是非沢山の方々に伝えていけたらと思います。」

Ikkei Honma 本間 一慶
1978年10月3日生 出身は、北海道札幌市、ススキノ生まれ
BAR一慶のコンセプトは「一日の終わりに辿り着く場所」 17歳の時、ホテルでの配膳アルバイトで接客業の楽しさに目覚めて以来、
飲食業の魅力にすっかりハマり、そのまま飲食業界に就職。バーテンダーを中心に、料理などの修業を経て、2007年、29歳の時に、
いくつもの縁と縁が重なり、これは偶然ではなく、必然だと感じ独立開業。師匠の教え通り、入った瞬間に"非日常"を感じられる場所作りに徹底し、
「一日の終わりに辿り着く場所」として、隠れ家のように、他人に干渉されない癒しの空間、自分だけの居場所を意識したレイアウトと雰囲気を演出し、
お客様それぞれが思い想いに、お酒や葉巻、料理などを愉しめる様に努めております。想いは、「入ってきた時よりも、
少しだけ楽しくなって帰って頂く」事です。バー業界は、歴史と伝統を重んじるのが常識であり、若い世代が入りにくく、ハードルが上がりがちだが、
「BAR一慶」では、その常識を破り、ノーチャージ制を導入したり、営業時間外に若年層向けのイベントを開催したりと間口を広げています。
また店内外でのイベント活動では、"1店舗で出来る限界を超えるには、地域を盛り上げる事"と考え、ススキノ地域全体の活性化にも努めております。
今後は、時代時代に合わせた在り方を常に追い求め、次世代に繋がる"新しいバー文化"創造に奔走し、
20年後メインの飲み手となる20代の若い世代が、背伸びの仕方を学べる店作りと、バー業界を担っていける人材育成に力を注いでゆきます。