what's & organic
在来種、無肥料、無農薬

中吉屋がこだわり続ける「在来種」と、「無肥料無農薬」の真価のお話です。

自然の中を生き抜いてきた「在来種」

動植物の品種の中で「在来種」「固定種」と呼ばれる種子は、
その地方の風土に適し、一切の品種改良をせず、
その地方で長年栽培または飼育されているもののことです。

在来種は、その土地の自然の中で無肥料栽培した時に、
品種改良された種に比べて栄養価が高いと言われています。
そして無農薬の状況下でも外敵に負けないだけの
潜在能力を持っている品種です。

栄養に偏りのある食生活を送る事が多い現代人にとって、 必要となる栄養素を豊富に含んでいるのが「在来種」です。

柑橘類は動物から身を守るため、外皮のまわりに渋みや苦みといった
特別な物質(フィトケミカル*)を出し、さらには紫外線もシャットアウトします。
自然に生きる植物の「種」や「外皮」には、5,000以上ものフィトケミカルが
含まれているとされていますが、在来種はそれが特に多いとされ、
とてつもない力を秘めていると言えます。

植物が本来持つ自然を生き抜く力 = フィトケミカル(植物栄養素)

在来種だからこそ無肥料、無農薬の恩恵を最大限に授かることができ、
たくさんの栄養を蓄えることができるのです。

*フィトケミカル

野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から
発見された化学物質です。主なものでポリフェノールやカテキン、イソフラボンなどがありますが、抗酸化作用、
免疫力のアップなど、老化の原因となる「活性酸素」を除去する働きや、がん細胞の増殖を抑える働きを持つとされ
「第7の栄養素」とも呼ばれ古くから漢方などに用いられています。ビタミンやミネラルとともに、
フィトケミカルを上手に摂り入れることにより、予防医学的にもに役立てるのではないかと期待されています。