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中吉屋について

ご挨拶と致しまして、「中吉屋」代表北村昂陽とは何者なのか、紹介させていただきます。

北村昂陽

Koyo Kitamura

在来種柑橘農場「中吉屋」 代表

1983年、広島県呉市に生まれる。大学卒業後、テレビ番組制作会社勤務を経て、
2013年、実家の農家を継ぎ、在来種柑橘農場「中吉屋」として活動を開始。
同年、パリ国際見本市第109回フォワール・ド・パリに出展。

祖父の「思い」を継ぐということ。

東京という第一線での激務の中、何気ない会話から
家業である農業にはじめて興味を持ちはじめたのがすべての始まりでした。
瀬戸内海の自然の風景、食卓に並んだ生野菜の青臭い味、
ミカン狩りを手伝ったときの土を触った感触。
それらはすべて「当たり前」のものではなかったのだと、東京で知りました。
そして、今まで一切興味のなかった家業を調べていくうちに、
それがどれだけすばらしく、かけがえのないものなのかを思い知らされました。
決して身内贔屓で感傷的な話をしている訳ではありません。
祖父はどれだけ周りに非難されようとも、
「在来種」「無肥料」「無農薬」を最後まで貫いたそうです。
90歳までつくり続けた祖父のそのこだわりには、
確固たる「思い」と「理由」がありました。
それを知ったとき、私の中に使命感の様なものが生まれました。
その「思い」を受け継ぎ、その「理由」をもっと広めたいと。
今の時代にこそ、「在来種、無肥料、無農薬」の柑橘が必要だと。
そんな思いから立ち上げたのが「在来種柑橘農場『中吉屋』」です。